膝の痛み
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変形性膝関節症
膝の軟骨がすり減る、膝を支える周囲の筋肉が弱くなったことにより発症します。原因としては加齢やO脚、肥満などが挙げられます。膝の軟骨はクッションの役割をしており衝撃の吸収をしてくれますがそれがないため骨同士がぶつかり合って痛みが出ます。
靭帯の損傷や断裂
膝蓋靭帯炎症は大腿四頭筋の張り
蓋骨の動きが悪くなり膝蓋靭帯に負荷がかかり痛みが生じます。
鵞足炎
鵞足腱や鵞足包が炎症を起こしている状態です。
打撲
外からの衝撃による筋肉の炎症です。 -
膝の痛みに関する当院の考え
当院では膝の痛みは個人の姿勢や生活背景、年齢によって原因や治療期間、治療内容が変わってくると思うので聞き取りや症状変化を大事にしています。膝は生活するにあたってどの動作でも使うことが多いので痛みがある方には痛みの出ない身体作りを進めています。
痛みがない方でも姿勢不良によりこれから痛みが出てきそうな方には姿勢改善を進めており普段の生活で大きな負担が出ないようにしています。他の部位が痛い方でも原因をたどっていくと初めは膝が痛くてかばっていた方もいるのでそう言った繋がりも見ていく必要があると思います。
普段からのケアも必要となってくるので自宅などでも簡単にできるストレッチや体操を指導しています。膝痛はどの年代にもなりやすいので幅広く見ていくことが大切だと思います。
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膝の痛みを放っておくとどうなるのか
膝の痛みを放っておくパターンとして多いのがご年配の方と学生などに若い方が多いと思います。
ご年配の方は痛みを歳のせいにしてしまうことが多いです。そのせいで歩くことが少なくなり運動不足になり筋力低下が見られて自立することができず他の人手助けが必要になってきて健康寿命が短くなってしまいます。それと若い方に多いのが痛みを親や監督などに言い出すことができずに我慢してしまうことがあります。その結果大きな怪我になってしまうことがあり将来的に大きな影響を与えることがあります。どちらも早期発見早期治療をしていれば防げることなのでそのような環境を作っていくことが大切になってきます。その他でも痛みを放っておくと他の部位に負荷がかかり違う場所の怪我に繋がったり変な癖がついてしまいます。
結果として膝の痛みは大きな怪我に繋がりますし生活に支障をきたしてしまうので早めの治療が大切です。
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膝の痛みの軽減方法
変形性膝関節症は軟骨のすり減りなどからなることが多く軟骨は血液循環が乏しいため再生能力がほとんどないので軟骨を治すことは難しいです。
なので改善方法として膝への負担をバランスよくすることが大事なのでおおもとの原因となるO脚を治す矯正や肥満を改善していかなければなりません。加齢を止めることはできないのでその場合は膝周りの筋肉を鍛えて膝への負担を減らすことが大事だと思います。
膝蓋靭帯炎や鵞足炎などは炎症を抑えていく必要もありますが原因となる筋肉の改善もしていかないと何回も繰り返してしまいます。靭帯の損傷や断裂は手術が必要になってくることもありますがその後のケアとしてこちらも膝周りの筋肉を鍛えて膝のグラつきや不安感を取り除くことが大切です。
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膝痛改善のためにおすすめする当院の施術メニューとは
変形性膝関節症の方にはまずは膝への負担のバランスを整えるために矯正治療を最低でも3ヶ月はやってもらいその後にEMSを使って筋肉を鍛えていくことがいいと思います。膝蓋靭帯炎や鵞足炎などにはインタラクトなど電気を用いて炎症を抑えていくことと原因となる筋肉に対しての鍼治療をやっていくことが良いと思います。靭帯の損傷をしている方には損傷により他の部位に多くかかっているためその部位を鍼で緩めていくこととグラつきや不安感を取り除くために膝周りの筋肉を鍛えるためにEMSを使って鍛えていくことが良いと思います。膝痛を発症しないためのケアとして筋膜ストレッチをして身体の柔軟性を高めて急な動きにも対応できるようにすることも良いと思います。
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治療頻度その治療を受けるとどう楽になるのか
先ほど述べたことと似たようなことになると思うのですが矯正治療を受けることによって身体全体の歪みを治していくことで一箇所に集中していた負荷を全体的に分散できるようになって大きな衝撃にも耐えることができるようになります。
鍼治療や筋膜ストレッチで筋肉の柔軟性を高めておくことで滑りそうになった時など急な動きにも対応できるようになり大怪我を防ぐことができます。
それと関節の動きが滑らかになり無理な動きが少なくなります。EMSを使って鍛えるとしっかりと踏ん張ることができるようになるのでグラつきや不安感を解消できるようになります。実際に当院でも膝の不安感ががありEMSで筋肉を鍛えてる方が最近は階段の上り下りが楽になったとおっしゃってました。
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改善するための治療頻度はどのくらいか
膝に痛みが出ている場合はなるべく早く痛みを取り除きたいので来院できる日は毎日来てもらうことが大事です。
その後痛みが治まってきたら矯正治療やEMSは最低でも週に3回それを3ヶ月続けていくことが大切になってきます。
3ヶ月で筋肉の細胞が入れ替わるぐらいなので可能であれば6ヶ月で安定9ヶ月で定着するぐらいまでは続けた方が今後のことを考えると良いと思います。
どの治療も続けていくことが大切なので患者様との治療内容と経過の確認などしていくことが大切です。