不眠症Q&A
不眠症関連でよくある質問と回答①
Q 最近、寝つきが悪く、眠りが浅いです。また、夜中に目が覚めることや起きても全然疲れが取れていないことも多いです。不眠症とはどのような症状のことを言い、何が原因でなるのでしょうか?症状が出た時の軽減方法や対策方法を教えてください。
A 不眠症と言っても健康的な人でも一時的に不眠になることはあります。症状としては、寝つきが悪かったり、眠りが浅かったり夜中に目が覚める状態のことを言います。心配事や気にしていることなどがあると出やすいと言われています。
しかし、不眠が長引くことで日中にも眠気や倦怠感などが現われ、心身の不調で日常生活に支障が出てしまいます。そのような症状が3ヶ月以上続くと不眠症と診断されます。
不眠症の様な症状を感じた時は、寝る前にリラックスする時間を設けたり、昼寝の時間を作ることで身体の中の体内時計が整い、症状を軽減させることが出来ます。
不眠症関連でよくある質問と回答②
Q 眠ってはいるが、しっかりと寝た気がしないことが多いです。
睡眠の質を上げるにはどうすれば良いのでしょうか?
A 「質のよい睡眠」とは、深い睡眠を取れている、ということを言います。人は深い睡眠を取る時に、身体を回復させています。
眠っていても浅い眠りだと疲労がうまく取れず、起きた後もすっきりせず、朝から疲れを感じる方もいらっしゃいます。
質のよい睡眠が取れない原因は様々あり、その一つとして姿勢の歪みがあげられます。
姿勢の歪みは、筋肉を強ばらせたり、呼吸のしづらさ、血液循環の悪化、リラックスできないなど、寝にくい状態を作り出す原因となります。眠りやすい体作りの為に、筋肉の柔軟性を高め、姿勢を整えていきましょう。
不眠症関連でよくある質問と回答③
Q 眠れない日が多く困っています。不眠症の原因は何かあるのでしょうか?
A 眠れない理由は様々ですが、その多くは覚醒と睡眠のバランスが崩れ、体を「覚醒」させる機能が「睡眠」を誘う機能よりも上回ってしまい、不眠が起こると言われています。
覚醒と睡眠のバランスの崩れる原因には、生活習慣病/脳神経疾患/呼吸器疾患や、睡眠習慣の問題・睡眠リズムの乱れ、ストレス、うつ病などの精神疾患、アルコール/薬の影響などが挙げられています。
眠りのメカニズムについては、残念ながらまだ解明されていないことが多く、上記のような仮説が考えられています。
不眠症関連でよくある質問と回答④
Q 不眠症に対する施術は色々あると思いますが、症状を改善させるにはどのような施術がいいのでしょうか?
また、どれくらいの頻度で施術を受けたら良いですか?
A まず、施術方法を決めるにあたり、原因が何なのかを考える必要があります。
多くの場合、原因が自律神経の乱れによるものと考えられますので、その場合当院では、自律神経の乱れを軽減させる為に鍼施術をオススメしています。鍼施術は自律神経の乱れを軽減させ、それに伴う症状の軽減が期待できます。
施術頻度としては、症状の度合いにもよりますが細胞の変化の周期に照らし合わせて考えるため、スタートから3~6か月で変化を実感して頂き、9~12か月をかけて状態を定着させていきますので、お気軽にご相談ください!
不眠症関連でよくある質問と回答⑤
Q 普段から寝付きがとても良く、「眠れない」と思った日はありませんが、日中強い眠気に襲われたり集中力が低下しやすくなったと感じることがあります。寝付きが良くても、不眠症の症状が出てしまうのは何故でしょうか?
A 不眠症は、なかなか寝付けない「入眠障害」、途中で起きてしまう「中途覚醒」、朝早くに目が覚めてしまう「早朝覚醒」、寝たはずなのにスッキリした満足感が無い「熟眠障害」など様々なタイプに別れており、この状態が長い間続くことで様々な不調が身体に現れる病気です。「寝付きが良い」状態の人は、良い睡眠が取れていると思いがちになってしまいますが、残念ながら違う場合もあります。
実は、入眠時間が極端に短い人は、ほとんど気絶している状態に近いのです!
理想的な入眠の時間は15分ほどで、ベッドに入ってすぐ眠りに落ちるという方は普段の睡眠の質が低下している可能性が高いですので、ご注意ください。