肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
肩甲骨はがしとは肩甲骨周辺の固まった筋肉や関節をはがすようにケアをし肩こりや猫背などを改善する施術です。
肩甲骨はがしと聞いて肩甲骨をべりっとはがしていくものだと思った方も少なくないはずです。正しい肩甲骨はがしの知識をつけてご自分でも肩甲骨はがしを行える行えるようになりましょう。
肩甲骨は本来、自然な状態で浮き出ていて掴むことが可能なくらいの柔軟性が理想です。ですが、最近の現代人はPC作業やスマホ、テレワークなど様々な原因によって肩甲骨が埋もれて背中が丸まり肩こりや猫背を悪化させてしまうことが増えています。
肩こりや猫背でなくても肩甲骨周りの筋肉が硬かったり、肩甲骨の動きが悪い方は多いのでぜひこの際に自分の肩甲骨に意識を向けてみてください。 -
肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
肩甲骨周りが固くなる原因としては先ほどにもあげた通り長時間のPC作業であったり手元で細かい作業をするなどの姿勢が崩れやすい状態になると肩甲骨まわりの筋肉が引っ張られ負担がかかり固まってしまいます。
肩甲骨が硬いことによるリスクもたくさんあります。例えばあまり関係のないように思いますが肩甲骨が硬いことによって背中に脂肪がつきやすくなったり痩せにくい身体になってしまいます。肩甲骨周りには脂肪を燃焼させやすい菱形筋という筋肉があるのですがこの筋肉が硬まると脂肪を燃やすことが難しくなってしまいます。
また肩甲骨が固まるということは猫背になっているということです。姿勢が悪ければより肩こりがひどくなったり腹筋が弱くなり、身体を支える力も弱くなりぽっこりお腹になってしまうことも考えられます。 -
肩甲骨はがしをするメリットとは?
肩甲骨はがしをするメリットは可動域を広げることです。本来肩甲骨は様々な方向に動きます。腕を横に上げていく動作だったり肩をすくめる動き、腕を背中に回す動きなど柔軟に自由に動くことができます。ですが肩甲骨が硬い方はこれらの動作の可動域が少なくなったり動作時に肩甲骨の運動が少なくその代わり肩甲骨まわりの筋肉を酷使して動きを出したりなどしてしまいます。
肩甲骨はがしして肩甲骨周りの筋肉をゆるめることができれば可動域は上がり、肩周りの筋肉に負担をかけることなく動作をすることができます。
また肩甲骨はがしはダイエットにも効果があるといわれています。肩甲骨の周りには代謝をあげてくれる褐色脂肪細胞があり血流やリンパの流れが良くなり痩せやすい身体になります。
自分でできる肩甲骨はがし
セルフで行う肩甲骨はがしにも様々なやり方や道具を使って行うものがあります。今回はその中でも誰でも持っているもの、初心者でも行えるものを紹介していきます。
まずはタオルを使って肩甲骨はがしを行うものになります。フェイスタオルを用意していただきタオルの両端を持ち両手を高くあげます。そこから息を吐きながら頭の後ろを通すようにタオルを下ろします。この時胸を張るように意識して行うと良いでしょう。
ポイントとしてはタオルを上げ下げする際に肩甲骨を寄せるようにイメージします。
次に道具はいらず座った状態でできるものです。
やり方としてはまず肘を伸ばし肩の高さで手を組みます。手を伸ばした状態から肩甲骨を開くように背中を丸めます。次に肘を曲げながら胸を張るように背中を伸ばして肩甲骨を中心に寄せていきます。
ポイントとしてはしっかり筋肉を伸ばすように10秒から15秒数えながら伸ばすことです。
当院の肩甲骨はがしとは?
当院の肩甲骨はがしは一番初めにもあげた通り肩甲骨周りの凝り固まった筋肉をほぐし肩甲骨の可動域をあげたり肩こりを軽減させることができる施術です。
当院では、より患者様に効果を実感していただくために施術を行う前にいくつかテストをさせていただきお体のビフォー、アフターをみさせてもらいます。テストの内容としては患者様によって異なりますが、背中で上と下から手を回しつかめるのかどうか、肩の可動域のチェックなどを行っております。
また肩甲骨はがしを行うことによってその方のどこの筋肉が固まっているのか判断しその方にあったストレッチ指導などもさせていただいております。
姿勢が悪いなと思う方、肩こりに悩まされている方、ダイエットに興味がある方などぜひおすすめの施術です。